皆様こんにちは!心と体の絆を強めるセラピスト、カイハナ久保のコラムページへようこそ。当コラムは、20年以上、ボディーワークやエステティック、そしてヒーリングセッションを現役で行っている中でのセラピスト気づきや心と体にプラスとなるお役立ち情報を綴っております。
本日は「何もしないのも優しさ」について。
ここで言う優しさは相手に対してあえて何もしないこと。口を挟まないこと。アドバイスしないこと。その優しさは、見返りなど当然望まない。本当に優しさだけ。
その人の人生を、経験をそっと見守ることが目的です。
この優しさは、決して無関心ではありません。
周りに優しすぎる、与えすぎる人、頑張りすぎてしまう人は
この何もしない優しさを使い分けることができればとても楽になれます。
お互いにとって心地の良い距離感でいられます。
自分が何がしてあげたい。この「自分が」の気持ちが強すぎる裏側には
実は、相手を介して自分の自己肯定感を高めていたり、自分が満足することが最優先となるパターンが隠れてます。つまりアドバイスしたのは自分の為。
もちろん相手の受け取り次第なのですが、求められたら答えてあげれば感謝されます。
相手が受け取れる段階ではないアドバイスは(アドバイスは望んでいない場合)
決して自分もスッキリしていないのがポイントです。自分側が消耗して疲れるとしたらこれに当てはまります。相手との境界線が引けていない、親密感への恐れ等、こちら側の問題なのです。
私自身もこれはやってしまっていましたし、特定の方にされてもいました。
これに気がついた時に、人からこれをされることが無くなりました。
目の前の相手との
心地よい境界線や距離感か取れているかどうかで人間関係はとても軽やかになります。
お読み頂き有難うございました。