こんにちは。心と体の絆を強めるセラピスト カイハナ久保です。
先日、私の幼馴染みがサロンに遊びにきてくれました。大切な友人の一人で共に40代を生き、ここ数年の体の変化や心の変化など話し出したら時間を忘れてしまいました。
思い返してみたらコロナが原因か、40代というお年頃が原因なのか私も友人も体の不調を抱えていました。友人の方が深刻に悩みに向き合っていた気がします。
私自身の不調はある日突然起きた左肩の腱板損傷。
朝、窓を開けた時に肩が「ぐにゃり」という味わったことのない感覚と痛み。
本当の意味でやばい症状程、人に言えない性格で
小さな痛みとか傷は大騒ぎしてしまうのですが。
施術中は不思議と痛みがなく、お客様は知らない方がほとんどだと思います。
ほぼ自然治癒で完治。肩関節の可動域も元に近い状態まであと一歩というところまで来ています。元々は背中で合掌ができたので、それもあと少し。一時期は、脇を開くこともできなかったので、そう思うとこの回復力はすごいです。そしてほぼ治療という治療は何もしてこなかったです。
商売道具の左腕が不調となるとこの先の仕事に不安が。と少し弱気になったりもしました。実際に先輩セラピストの方で更年期が酷くて、体がしんどいなどの理由でこの仕事を卒業してしまう話は少なくないです。体力的理由が原因で気力もダウンしてしまう気持ちもわからなくないです。
私は性格的にとても楽観的なところもあり、腕が痛いけど好きなことをして過ごしていましたし、旅にも沢山出ました。お客様との施術の時間にも救われました。
後、ずっと継続している事が「塩風呂」です。エネルギーをリセットする為と、痛みを癒す為ですが、体に痛みや不調がある方はオススメ致します。
あとは、新たな選択肢も増えました。
私の友人も大変な不調を抱えていましたがとても前向きでした。
戻ってきた、私たちの感覚
私は肩が元に戻りつつあるな、と感じた時から、体全体が楽に感じておりました。
関節一つといえども、全身の関節と繋がっているので、全体の動きが重くなるのです。
体全体が軽くなると、やはり動き出したくなるのです。
不調の時も変わらず太極拳は続けていたので、体の変化をとても感じていました。ちなみにヨガは出来ずかなりお休みしました。
体が本調子になると、思考も変わります。今までストップしていた思考も活動し出します。
私も友人も、まだ何かしらの不調はあるのですが、あの頃と比べものにならないくらい調子は良いと思います。これからも何かと動き回りたい私たちにとってはこの不調があったことで健康についてとても考えるきっかけとなり、自分に合った養生を覚えました。私は自分自身の経験から肩の不調の時の過ごし方などのアドバイスもできるようになったので結果的に良かったです。お気付きかと思いますが自らの体での人体実験好きなんです。
ちなみに、肩が不調な時に気をつけていたことは、無理をしないことでした。
「精神的な無理をしない」も徹底しました。肩の力が抜けることが一番肩に良いのではと思います。
精神的にきついなこれは。と思った時はOKしない。たとえ小さなことでも。
背中や肩だけではなく、肋骨、鎖骨(デコルテ周辺)のメンテナンスも大切だと痛感しました。
エステ業界の先輩方はとてもお元気でパワフルな方が沢山いらっしゃいます。自分もそこを目指したいなと思います。
そしてこの先の人生も、大切な友人といつまでも健康で笑ってお洒落して過ごしたいと心から思います。